TOKの上場廃止リスクは?
海外ETFには、為替リスクよりもちょっと怖いリスクが存在します。それは、ひいては上場廃止にかかわる流動性リスクです。
流動性リスクとは、売買のための注文が少なく、売りたいときに売れないということをいうリスクですが、海外ETFでは基本的に長期保有を前提とした人が多いでしょうから、それはあまり気にしなくてもよいでしょう。
しかし、あまりにも流動性が低い場合は注意が必要です。それは、上場廃止リスクが出てくるからです。ETFの上場廃止は、通常のインデックスファンドの繰上げ償還に相当するもので、それ以降ETFの売買ができなくなるというものです。
もともと長期投資のつもりで買ったETFが上場廃止になってはたまったものではありません。そんなことが起こるとはあまり考えられないでしょうが、ちょっとあやしい商品がひとつ存在します。
それは、iシェアーズ・MSCI・コクサイ・インデックス・ファンド(TOK)です。これは、日本を除く先進国22カ国の株式市場の時価総額85%をカバーするすぐれた海外ETFで個人投資家の期待を集めていますが、その期待とは裏腹に、上場以来非常に少ない出来高で推移しています。
日本人をおもな対象にしたETFであるにもかかわらずアメリカの市場に上場され、その投資方法もかぎられるという現状では出来高が少ないのは当然で、今後はじょじょに改善されることを誰しもが望んでいると思います。
上場廃止となることはかなり実現性にとぼしいともいえ、ほとんどその心配をする必要はないようにも思えますが、一刻も早くTOKの売買が活発になることを願うインデックス投資家は多いことでしょう。
FX業者によっていろいろなサービスの違いがありますが、中には初心者向けに1000通貨から売買できるように設定している業者もあります。